TOEIC対策

ビジネス英語ってTOEIC何点必要?点数ごとに業務でできること

09/24/2018

英語を生かした仕事がしたいなら、TOEICの受験は必須項目。

TOEICを主宰している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーションズ協会によれば、約7割の企業が社員の能力を評価する際にTOEICスコアを参考にすると答えています。

でもビジネスで英語を使う場合、具体的にTOEICで何点必要なのかって意外とわからないですよね。

そもそも「ビジネス英語」と言っても関わる業務によって求められる点数は変わります。

英文メールを送るだけなのか、電話対応をするのか、海外出張の機会があるのか・・・。

同じビジネス英語でも、業務内容によってTOEICのスコアは100点以上変わります。

またTOEIC受験をしても実際に英語を使ったことがないと、「この点数で何ができるの?」と疑問に思ったりもしますよね。

TOEICは990点満点で5点刻みに点数が出るので、スコアによってできることがだいたいわかります!

私は過去4回受験しましたが、スコアが上がるたびにできることが増えるのを実感しました。

そこで今回は、TOEICの点数ごとにビジネスのどういった現場で活かせるのか、

これまで600点台から900点台まで出してきた私が、実際の経験をもとにお答えします!

 

TOEICスコア別・ビジネスで英語を使う場合に出来ること

ではさっそく、TOEICのスコア別にビジネスでできることをご紹介しましょう!

TOEIC600点以上

【新卒、英語を使わない仕事ができるレベル】

TOEICの平均スコアが576.1点(2018年7月実施回)なので、600点前後だと日本人の平均的な英語レベルです。

新卒で履歴書に書くことが目的であれば、この点数を超えていれば問題ありません。

TOEIC600点で具体的にできることは、簡単な英語のメモを読んだり、海外のレストランでオーダーをしたり。

ゆっくり話してもらえれば、相手の言っていることをなんとなく理解できるレベルです。

 

TOEIC700点以上

【転職、英語を使う仕事で求められるレベル(国内企業)】

国内企業で英語を使う仕事につきたいのであれば、700点以上が目安です。

TOEIC700点では、簡単なコミュニケーションを取れる基礎が身についています。

簡単な挨拶やその日あった出来事などを、基本的な語彙と文法で伝えることができます。

また英文メールや会議の案内など、日常業務で使用する英語の文書を理解することも可能。

リスニングに関してはだいたいの単語は聞き取れますが、細かいところまでは理解できないレベルです。

 

TOEIC800点以上

【英語を使う仕事で求められるレベル(外資企業)】

外資系企業で英語を使う仕事につきたいのであれば、800点以上が目安です。

TOEIC800点では、簡単な内容の打ち合わせやディスカッションができるようになります。

日常会話や業務連絡でも、自分に向かって話してもらえれば8割方理解ができます。

トピックスがわかっていれば、1対1でネイティブとのコミュニケーションも可能です。

またインターネットで英語の記事を読んだり、自分の考えを英語でまとめることができます。

海外出張、海外赴任希望なら、もうひと頑張りして860点を目指しましょう!

 

TOEIC900点以上

【ネイティブに近いレベル】
TOEIC900点では、難しい文法を使って物事を順序立てて伝えることができるようになります。

自分に向かって話している内容だけでなく、ネイティブ同士のテンポの速い会話でも理解ができます。

また不意に話しかけられても、頭の中で考えず口から英語が出てくるように!

テレビや映画や英字新聞など、「生きた英語」を理解できるようになるのがこのスコアです。

 

まとめ

私の経験に基づいたTOEICスコア別レベル、いかがでしたか?

企業が求めるTOEICはリーディングとリスニングに特化したテストなので、実際の業務で使うとなるとスピーキングやライティングの勉強も必要です。

TOEICのスコアを伸ばすことだけにこだわらず、英会話教室に通ったり英語で日記を書いたりして日常に英語を取り入れて勉強していけば、自然と結果はついてきますよ!
 

 

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TOEICは独学で800点を超えたけど、英会話が全くできなかった30代中堅サラリーマン。英語コーチングスクールに通って猛勉強したのを機に、さらに英語力に磨きをかけてキャリアアップのための転職を目論む。

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