今すぐに英語を使うことはないけど、社会人のスキルアップ・自己投資として英会話を勉強しているという人は多いみたいです。
ある英会話スクールの調査によると、社会人の4人に1人は自己投資として英語・英会話学習をしたことがあると答えています。
私もサラリーマンですが、社会人の自己投資として英語を勉強することに大賛成です。
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海外出張や海外転勤がない、業務でも全く英語を使わないという人はモチベーションがなかなか続かないかもしれませんが、「自己投資」とは将来の自分への投資です。
株や信託商品を買うのと同じで、将来値上がりする・役に立つからやるのです。
自己投資として英語を勉強しようと思っている人へ、どやったら上手くいくのか?について、私が自分の経験から感じたことをシェアしたいと思います。
目次
どれくらいの人が英語を勉強しているのか?英語に使う金額は?
まずはみんなどれくらい英語を勉強しているのか?
客観的なデータを見てモチベーションを挙げてみましょう。
人気のマンツーマン英会話スクール『Gaba』が2015年に20~50代の男女に行った「ビジネスパーソンの習い事・スキルアップに関する調査」で、約25%が社会人になって英語・英会話を学んだことがあり、習い事・スキルアップの月々の費用は平均約8,700円と報告しました。
私はこの数字を見たとき、正直「少なっ!」と思いました。
これだけ英語!英語!言われている社会でまだ(といっても2015年ですが)社会人の75%は英語をやってないんです。
もう英語はマスターしてるからいいやっていう層が15%くらいいたとしても、6割は英語をやってない。
これは同僚や先輩を出し抜くチャンスなんじゃないでしょうか?
何事にも言えますが、やはり「やりたいなぁ、やらなきゃな」と思うことと実際に行動に移すことにはかなり大きな壁があるようです。
習い事・スキルアップに使う月々の金額は平均で8700円だそうです。
英語学習に限って言うと、例えばこの金額で1か月間、オンライン英会話を受講し、英語の教材1冊を購入することができます。
それだけでも1年間続ければかなり英語力アップすること間違いなしです。
2回くらい飲みにいけばこれくらいの値段になりますから、月の飲み会を2回自己投資に回すことで、将来のサラリーマン人生が大きく変わるかもしれないのです。
無料アプリ・無料サイトを使って自己投資はどう?
自己投資と言うくらいですから、英語学習でもある程度のお金が必要です。
ところが最近は無料の英語学習アプリや英語学習コンテンツが増えて、いつでも気軽に始めることができます。
しかも無料とはいえ、かなりコンテンツが充実しているものも多いです。
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しかし、気軽に始められるということは気軽に辞めやすく、モチベーションの維持がとても難しいのです。
玉石混交のコンテンツをあれこれ試してみて、結局どれも続かないのでは時間の無駄です。
お金をかければいいというものでもないですが、自分で探して投資したものは無意識にその金額分は回収しようと思うので、簡単には辞めません。
何回も言いますが、自己投資とは将来の自分に投資することです。
自己投資は一番確実な投資と言われています。
なぜならリスクもリターンも自分次第だからです。
一般にTOEIC750点をとれば就職・転職・昇進に有利と言われています。
希望の就職や転職に成功すれば、将来の収入が増えるでしょう。
TOEICの参考書なんていろいろ買ったって5万円くらいなものです。
ハイリターンを目指して、お金を惜しまずに自己投資をしましょう。
金をかけても途中で辞めたらすべて無駄
いくらお金をかけても、英語学習を途中で投げ出してしまっては元も子もありません。
せっかく英語学習を始めるなら挫折しないように期間を区切り、具体的な到達目標を作りましょう。
一か月後、半年後、1年後の自分の目標を決めるのです。
TOEICなどの英語試験は客観的に英語力を評価できるので、学習効果を実感するために目標にするとモチベーションも続きます。
TOEICは年に10回開催されているので、どの試験を受けるのか事前に目標にしやすく、本当におすすめです。
話すための英会話を身に付けたい!と思っている人は、通学型の英会話スクールに通うこともあるでしょう。
その場合は数十万単位で学費がかかるので、結構な投資になります。
英会話スクールに通っている人がよく陥るのは「ずっと通っているのに効果が感じられない」という挫折パターンです。
これはほとんどの場合、英会話スクールに通っていることだけに満足してしまい、普段の予習・復習を疎かにしているために起こります。
週1回か2回、数十分のレッスンで英語が話せるようになるなら誰も苦労しません。
英会話スクールへの投資を無駄にしないためには、レッスン時間以外にも英語学習をすることが必須です。
自分の時間を削ることも投資の一部なんですね。
また英会話が上達していることを具体的に実感するために、Versant(ヴァーサント)と呼ばれる英会話試験を定期的に受験するのもおすすめです。
日本では知名度がありませんが、アメリカ政府の公式機関が英語力を測定するために採用するなど、会話力を測れる試験として世界中で利用されています。
Versantの素晴らしい点は、試験時間が20分くらいで、機械採点なのでスコアがその場でわかることです。
TOEICのように2時間を超える試験で、スコアが出るまで数か月待たされるということもありません。
英会話スクールに通っている方はVersantのスコアアップを目標にすると、モチベーションが続きやすいと思います。
英語学習に挫折しそうになった時
それでも自己投資が無駄になりそうなケースもあるでしょう。
体調不良などで学習が中断してしまった時は、回復してもすぐにいつも通りの学習は難しいはずです。
そんな時に無理をすると、余計英語から離れてしまいます。
しばらく英語から離れてしまったときは、簡単な英語の読み物で頭を英語学習モードに戻しましょう。
例えば小学館から出ている「ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics」は、あのドラえもんがわかりやすい英語で書かれているので、頭慣らしにお勧めです。
常に最高のモチベーションで英語学習に取り組んでいる人は少ないものです。
モチベーションは上下します。モチベーションが下がっても英語に触れることさえ続けていれば、自然にまたモチベーションは上がってくるはずです。
このサイトでは英語学習に挫折してしまう原因・対処法についての記事をたくさん掲載しているので、そちらもぜひ参考にしてください。
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まとめ
英語に自己投資したら、それを習慣化させることが大切です。毎日、少しの時間でも英語に触れ、ハイリターンの自己投資を目指しましょう。