社会人の勉強

社会人が短期集中で英語学習をするときに絶対に気を付けてほしいこと!

09/23/2018


私はコーチングスクールという新しいタイプの英語スクールに通って2か月間集中してビジネス英会話を勉強しました。

https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/english-coaching-school/

https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/tokkun-english/

社会人になると、会社で指示された英語試験が近づいている、英語が必要な部署に異動が決まった、など急に英語が必要になる場面がたくさんあります。

でも短期間で英語を学んで本当に身につくのか?たとえ身についても、すぐ身についたものはすぐに忘れてしまうのではないか?

と不安に思うこともあるでしょう。しかし、短期集中で英語を学ぶことにはメリットがたくさんあるのです。

この記事では私の経験と心理学、脳科学の点から英語を短期集中で学ぶ際のメリットと気を付けたいことを解説します。

 

短期集中なら記憶が残っているうちに復習できる


社会人が短期集中して英語を学ばないといけない場合、休日に家にこもって長時間勉強する人が多いと思います。

英会話教室の週末集中講座に参加を検討する人もいるかもしれません。

でも実は週1回や2回長い時間がっつりと勉強するより、週5で短い時間ずつこまぎれに学習した方が効率よく英語を覚えることができます。

例えば、週1日6時間勉強するのと、週6日1時間ずつ勉強するのでは、どちらも一週間の勉強量は6時間です。

ところが「週6日、1時間ずつ勉強」したほうが、はるかに効率よく英語学習を進めることが出来ます。

なぜかと言えば、週一度しか学習しないと前回学習したはずの事柄をほとんど忘れてしまうためです。

特殊な人でない限り、人は覚えたことをすぐに忘れてしまいます。

週6日1時間ずつというように、短い期間で復習しながら学習を進めていったほうが、英語が効率よく記憶に定着するのです。

このことは有名な心理学の研究で証明されています。

皆さんは忘却曲線というものをご存知でしょうか。

聞いたことがある人も多いかと思いますが、これは人間が一度覚えたことをどれくらい覚えていられるか、どのくらいの時間たてば忘れてしまうか?を表したデータです。

心理学者のエビングハウスは、この忘却曲線で、一度学習したことについて、次に覚えるのにどれくらい時間を節約できるかについて下記のような実験結果を残しました。

•20分後 – 58%
•1時間後 – 44%
•1日後 – 34%
•6日後 – 25%

このデータは『一度覚えた単語を次にまた覚える時、覚える時間をどれくらい節約できるか』を表しています。

ちょっとわかりにくいので具体例を挙げて捕捉します。

例えば10個の新しい単語を覚えるのに10分費やしたとします。

これを20分後にもう1度覚えたとすると、58%の時間を節約できた、つまり最初に覚えたときに比べると42%の時間を使うだけで覚えられたということです。具体的には4.2分(4分12秒)ですね。

同じように1時間後に覚えたとすると44%節約して56%の時間、つまり5.6分(5分36秒)で覚えられる、1日後なら6分36秒、6日後なら7分30秒で覚えられるということになります。

これ、感覚的には当たり前ですよね。

今覚えたことを20分後にもう1度覚えようとすれば記憶が新鮮であまり時間がかからない。

でも6日後にもう一度覚えようとすれば結構忘れていて、7分以上もかかってしまうということです。

短期集中で英語学習をする場合、月に30時間勉強する!と決めたら、毎日1時間を30日間やったほうが英語を覚えることが出来ると言えます。

もちろん毎日ガッツリやるのが一番効率がいいんですけど、社会人だとなかなか時間が取れないし、モチベーションも続きません。

私も頼った英語コーチングスクールは、続けにくい英語学習を短期集中でがっつりやりますので時間があまりないけど英語力をアップさせたい!と言う人におすすめです。

https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/dokugaku/

短期集中で英語を学ぶならマルチタスクはだめ


現代は仕事も学習もマルチタスクが当たり前となっています。

会議をしながら次の打ち合わせの資料を作ったり、英語を聞き流しながらメールを打つ、など。

しかし、実は私たちの脳はこのマルチタスクが苦手です。

マルチタスクをすると脳の集中力が落ちるのです。

マルチタスクとはいえ、その都度脳はどれかの作業に一瞬でも集中しています。

別の作業を行う時、前の作業を中断し新しい作業に集中します。

このように中断、集中を繰り返すことは脳にとって大きな負荷となります。

その結果、集中力が落ちて生産性が低くなり、記憶の定着も悪くなるのです。

脳科学の研究では、マルチタスクは短期記憶の低下を引き起こすとも言われています。

つまり、効率よく英語を勉強するためにマルチタスクをしているのに、結局は余計に時間がかかってしまう恐れがあるということです。

ですから、英語を脳に定着させるにはしっかりと集中することが必要なのです。

人間の集中力は15分が限界といわれています。その15分だけしっかり集中して学びましょう。

そして休憩をはさんだらまた15分間集中して学習すれば、高い集中力を維持できるので記憶力もアップします。

学習時間がいくらでもあるのなら、海外ドラマを流しながらプレゼン資料を作るのもいいでしょう。

でも学習時間があると思うと、ついだらだらとあれもこれもと同時進行で勉強してしまいます。

それをしてしまうと結局どれも中途半端に終わってしまう可能性があるので、短期集中の英語には向きません。

短時間の集中した学習を、短期間の中にこまめに積み重ねていくことで英語力を伸ばしていったほうがはるかに効率がいいのです。
 

まとめ

社会人は時間がなくて、英語をじっくりと勉強している暇などないかもしれませんが、短期集中でもやりようによっては効率よく英語力を伸ばすことが出来ます。

短期集中でも一度定着した英語は、そのあと期間をおいても復習が容易になります。

もちろん1年とか2年とか放置したらダメですが、がっつりと2ヶ月くらい短期集中で頑張って、そのあとは復習を中心にちょっとずつでも続けていけば、なかなか忘れることはないのです!

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
MENLO

MENLO

TOEICは独学で800点を超えたけど、英会話が全くできなかった30代中堅サラリーマン。英語コーチングスクールに通って猛勉強したのを機に、さらに英語力に磨きをかけてキャリアアップのための転職を目論む。

-社会人の勉強
-,

Copyright© 本気のビジネス英会話 , 2023 All Rights Reserved.