社会人になって突然、英語が必要になって困った方は、どのように英語をやり直していますか。
遠回りしたり、無駄なことに労力を費やしていませんか。
最初からすべてのやり直しをしようとすると、量が多すぎて挫折する原因になってしまいます。
今日は、社会人が迷わずに最短で英語をやり直す方法を紹介します。
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目次
社会人はどこまで戻ってやり直すべきか?
社会に出てからほとんど英語に触れてこなかったという人は、まずは学生時代の英語からやり直したほうが、いきなりビジネス英語を勉強するよりも英語が早く身に付きます。
学生時代の英語力や、社会に出てからどの程度英語に触れてきたかによって、どこまで戻ってやり直しをするか大きく違います。
今回は、社会に出てから全く英語に触れてこなかった、ガチの英語やり直し社会人を対象に紹介したいと思います。
英語学習は、「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」の4つの技能に大別されます。
まずはインプット系の「読む」、「聞く」をしっかり身に着けてからアウトプット系の「話す」、「書く」の学習にすすむと、効率よくスムーズに英語学習が進みます。
まずは中学文法を完璧に!
社会人になってからほとんど英語に触れてこなかったガチのやり直し組は、まずは中学英語のやり直しをしっかり行いましょう。
社会人の方には簡単に感じる方も多いでしょう。しかし、中学英語はすべての基本です。
ここで一通り英文法などを見直しておくと、着実にステップアップできます。
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社会人でまずは英文法からやろう!と思うと、例えば「一億人の英文法」(大西泰人斗、ポール・マクベイ著)のように、質の高いベストセラーがあるのでつい手を出してしまいたくなります。
しかし、やり直しの段階では我慢して、しっかり中学英語をおさらいしましょう。
中学英語をやり直す教材はたくさん出ていますが、例えばこちら「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」(濱﨑潤之輔著)がおすすめです。
インターネットで音声がダウンロードできるので、これ1冊で「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」がしっかり学べます。
もう1冊、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」(学研教育出版編)もおすすめです。
これなんかそのものずばりのタイトルですよね。
あれやこれやと手を出さず、どちらか1冊をしっかりやり遂げたほうが後々レベルアップしたときにしっかりとした英語力が身に付きます。
基礎固めができたら、アウトプットの「話す」を特訓
やり直しで中学英語がしっかり頭に入ったら、高校英語に進む必要はありません。
アウトプットをどんどん強化しましょう。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」(森沢洋介著)では、中学レベルの英語を使って、英語をスムーズに話す力を養うことができます。
付属のCD音声ではまず日本語が流れ、その後ポーズがあるので、自分で英作文をします。
その後、正しい英語が流れるので、答え合わせをすることができます。
この瞬間的な和文英訳を行うことで、「話す」力を養うことができます。
また、英語の語順に慣れ、英語で考えることができるようになってきます。
文法単元ごとに構成されているので、自分の苦手な構文を効率よく繰り返し学ぶことができます。
社会人のコミュニケーション英語を身につける
「話す」のに慣れてきたら、ビジネスコミュニケーションための英語も勉強しましょう。
簡単で基本的なビジネス英会話を学ぶには、「英会話ぺらぺらビジネス100」(スティーブ・ソレイシィ著)がおすすめです。
シンプルで使いやすく、社会人がビジネスシーンで違和感なく使える英語が満載です。
例えば、「”Sit down.”は無礼、”Have a seat.”を使おう」、「ビジネスの相手に“Do you know…?”と聞くのは失礼、”Have you heard……?と聞こう」、「相手を制止する時は、”No, no, no!”ではなく、”Please don’t.”と言いましょう」など。
むずかしい単語は一切出てきませんが、ビジネスを円滑に進めやすくなる、社会人のコミュニケーション英語を学ぶことができます。
アプリも活用してやり直し
英語やり直し学習教材には様々なアプリも出ています。
スマホアプリなら、通勤途中の電車の中で学べるので、社会人の学習に最適です。
個人的にやり直し英語に最適なのは、「Duolingo」だと思います。
短い時間でゲームのように英語を楽しむことができます。英文法、リスニング、発音他、さまざまな問題が用意されています。
社会人の英語やり直し・まとめ
いかがでしたか。社会人のやり直し英語について、基礎にじっくり取り組むことの大切さと、参考教材を紹介しました。
基礎さえしっかり身につけば、ステップアップした教材の学習がスムーズになり、レベルアップの近道になります。
ぜひ、英語のやり直しの参考にしてください。