「英語が話せるようになりたい!でも、何を勉強したらいいの…?」と、途方に暮れた経験はないですか?
英語学習についての本を何冊も買い、英会話教室にも通っているのに、少しも上手くならない…。
今すぐにでも話せるようになりたいけれど、社会人になってからでは遅すぎるのでは…?
仕事が忙しくて自由な時間も限られているし…。
私は海外出張が多い企業人ですが、読み書きは出来るのに英語が話せない!という典型的な受験英語バカでした。
英語が話せるようになりたい!と意気込んでひたすら単語を調べたり、市販の教材に取り組んだりしたのですが、TOEICテストの点数が上がっても会話がなかなか上達せず悩んでいました。
大手の有名英会話教室にも通っていました。
でも、ものすごく単純な会話も口から言葉が出てこなかったり、発音が悪すぎて全然通じなかったりして、悔しい思いを何度もしました。
結局私は英語コーチングスクールのPROGRITに通ったのですが、今から考えると独学でも、もう少しましな勉強方法があったと思います。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/tokkun-english/
私のような遠回りをしなくて済むように、この記事では「忙しい社会人が限られた時間を使って、効率的に英語力をアップさせる方法」をご紹介します。
英語が話せるようになりたいけど何から始めていいのか迷っている人は、まずはこれから始めてみてはいかがでしょうか。
なぜ日本人は英語が話せないのか?
英語が話せるようになる勉強法を紹介する前に、なぜ多くの人が時間をかけても英語が話せるようにならないのか考えてみました。
1番の原因は、短期間で効率的に勉強する方法を知らないことです。
「習うより慣れよ」という言葉がありますが、英語(外国語)学習に関しては当てはまりません。
話せるようになりたいなら、むしろ「習ってから慣れよ」が正しい勉強法です。
会話に文法はいらない!と主張する人もいますが、発音・文法の基礎をしっかり学んでから、次のステップへ進みましょう。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/post-678/
忙しい社会人なら、なおさらこれを意識するべきです。
ただ闇雲に音読などをしても、時間と労力が無駄になってしまいます。
それでは英語を話せるようになるために何から勉強を始めればいいのか?
とここまで言われても、何のことかよくわからないかもしれません。
そこで、私の経験から具体的な学習法をご紹介します。
まずは英会話学習のマインドを学ぶ
社会人の英会話学習を始める前に、英会話を学ぶ際の心構え、マインドを知るとその後の学習がはかどります。
こちらの本は、イギリス生まれのネイティブスピーカーが、日本人を含む非ネイティブに英語を教えるうえで気付いたことをエッセイ風にまとめてあります。
日本人が英語を話せないのは「英会話の学び方」(How to learn English)を知らないからだと説く著者の主張は、これまで受験英語ばかりやってきた触れてきた私からすると目からうろこでした。
薄っぺらい本で、スラスラと読めます。日常会話でよく使う表現もたくさん載っているので、まずは学習を始める前「英語を話すためのマインド」を知るためにおすすめの本です。
スピーキングにもまずは文法!
さて、具体的な英会話の勉強方法についてみていきましょう。
英語を話せるようになりたいなら、英文法の基礎を押さえておくべきです。
特に社会人の方は学生時代に習った英文法を忘れている場合が多いので、中学生・高校生の文法を一通り復習することから始めるといいと思います。
というか、ビジネス英会話でも中学・高校の語彙・文法でほとんどの場合間に合います。
おすすめ文法教材や文法が学べるサイトについてはこちらの記事に書きました。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/post-694/
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/post-685/
発音記号を覚えよう
英語を話せるようになるには発音は重要ではない!と主張する人もいますが、ハッキリ言って発音めちゃくちゃ重要です。
私は海外出張で外国人相手に会話する際、頭の中に単語が浮かんで、スペルも浮かんでいるのに発音が間違っていて通じない!という経験を何度もしました。
ネイティブのように発音できる必要はないですが、「正しい発音」を知っているか知らないかでは大違い。
スピーキングの学習をはかどらせるために、「発音記号」をすべて覚えておくことをおすすめします。
これを達成すれば、その後の勉強が非常にスムースになります。
「大人になってから学んでも遅すぎる」ということは決してありません。
時間のない社会人は、先に発音記号を覚えておくと、のちのち時間節約になるのです。
私の場合は、電子辞書の発音記号を練習できる機能を使いました。
口や舌の形まで詳しい図で示されており、発音してくれる機能もあります。
それを見ながら鏡の前で何度も発声練習をしました。
英語を本当に話せるようになりたいなら、まずはこれをすることです。
恥ずかしいとか考えずに、つまらないプライドは捨てましょう。
最初は時間がかかりますが、発音記号を一通り覚えれば読む・聞く・話すなどの能力が自然と上がります。
私が使っている電子辞書は、カシオの「エクスワード」というモデルのひとつです。
いろいろな種類があるので、ぜひ試してみてください。
リスニング・スピーキング自習
文法と発音記号を勉強したら、次にリスニング練習とスピーキング練習を兼ねたトレーニングで英会話を自習します。
それは「シャドーイング」です。
シャドーイングは通訳さんなど、英語のプロも取り入れているほど効果が高い勉強法です。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/shadowing/
音源を聞いて、あとから真似をするように自分でも発音して追いかけていくという学習方法なのですが、やってみるとなかなか難しいし、かなり疲れます。
なぜこんな練習が英語を話すために効果があるかと言うと、英語を実際に口にすることで口の筋肉が英語に慣れ、さらに自分の声をもう一度自分の耳で聞くことによってリスニング力も鍛えられます。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/post-728/
まとめ
英語の勉強は副業と似ています。
時間の限られた社会人が新しいことを始める際には、無駄な手間をかけない工夫が重要です。
ここでご紹介した学習方法は英会話教室に通わずとも独学で可能なので、英語が話せるようになりたい人はぜひやってみてください。
ビジネス英語を学びたいという人は、内容が難しくてレベルの高い教材に手を出しがちですが、まずは背伸びせずに、ここでご紹介した単純な内容をコツコツ学んでみてはどうでしょうか?
話せるようになりたいという願望はよくわかりますが、焦らずに簡単なものからやって行ったほうが結局は時間の節約になります。
じっくり限られた範囲を勉強していけば、意外と早く英語での会話も楽しめるようになっているはずです。