なぜグローバル人材に英語が必要なのか?
「グローバル人材」って最近よく聞きますよね。
なんとなくグローバル人材=英語が出来る人というイメージがありますが、グローバル人材とは英語ができる人のみを指す言葉ではありません。
グローバル人材とは、自分が知らない価値観や文化、流行の本質を即座に見極め自分なりに判断し対応できて、世界を股にかけて活躍できる人のことを指します。
こういう人材になるために、世界の共通語である英語が必須であるというだけです。
インターネットの登場により人やモノ、情報が国家間で簡単に移動するようになり、国と国との境界線は次第に無くなってきています。
もはや他国の干渉を一切受けずに生活することは不可能と言えます。
そんな時代になったからこそ語学が堪能な、特に世界の共通言語である英語ができるグローバル人材の需要が高まってきているのです。
考えてみてください。
あなたの家の近くのコンビニやファストフード店にはたくさんの外国人労働者が働いていませんか?
一昔前にはこのような光景はあったでしょうか?
また、ITの発達により人工知能が一般的に浸透しました。
今現在人間がやっている仕事の大半は近い将来、人工知能を備えたロボットに奪われていくかもしれないとまで言われています。
外国人労働者に仕事を奪われ、ロボットまでにも仕事を奪われたら我々は日本のどこで働けば良いのでしょうか。
この悩みを解決する方法は一つしかありません。
英語を身につけてグローバル人材になることです。
母国語以外にプラスαで英語を身につければ、仕事を選択する際にも視野が広がります。
この記事でグローバル人材に必要な英語を知り、世界で活躍できる人材を目指しましょう!
グローバル人材に必要な英語とは?
最初に書きましたが、グローバル人材になるのに重要なのは英語です。
でも英語はビジネスの手段として必要なだけであり、けして英語を身につけることが目的になってはいけません。
それらを踏まえた上でグローバル人材に必要な英語とは何なのでしょうか?
それは絶対的な英会話力だと思います。
ビジネスの現場でメールや筆談だけでやり通すのはもちろん不可能です。
人とのコミュニケーションが必要です。
そのためには相手が言ったことを正確に聞き取り、正しい文法で自分の言葉を発する必要があります。
これを英会話力とここでは示します。
そしてこの英会話力は私たちが中学や高校で習った文法や読解力、リスニンング力など様々な力が総合的に合わさってできるものです。
英会話というととにかく話すことに注目されがちですが、このような基礎力が不足した状態では付け焼き刃程度の怪しい英会話力しか身につきません。
英会話力は英語の総合的な力が必要なのです。
ビジネスマンはTOEICを受ける人が多いと思いますが、TOEICの得点が高いだけではグローバル人材に必要な英会話力は身に付きません。
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TOEICに向けてしっかり勉強し試験を受けた後は、フレーズをたくさん覚えそれらを発声し、洋画を見て会話独特の間やリズムを確認する。
英語のリズムをつかむにはシャドーイングがおすすめです。
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簡単な洋書を読んだり、発音の練習をしたり、オンライン英会話で実践経験を積んだりと色々なアプローチをすれば自然と英会話力は身についてきます。
忙しい現代のビジネスパーソンにとっては難しいことかもしれませんが、このやり方でないと本物の英語力は身につきません。
何であろうと英語の力を鍛える時は、最終的には「会話する」ことを念頭に勉強をするといいと思います。
そうすれば英会話力がある、グローバル人材に一歩近づけることでしょう。
まとめ
英語を身につけることはグローバル人材への道のりの一歩になるだけでなく、世界に溢れている大量の英語ベースの情報を知れるきっかけにもなります。
巷では、近い将来しっかりとした英語の翻訳機が登場するから英語を勉強する必要はないと言われてますが、本当にそうでしょうか?
人と人のコミュニケーションは例え人工知能であろうが、簡単に取って替えられるものではないと私は思います。
これから必要になってくる英語力とは、そのコミュニケーションツールである「英会話の力」です。
皆さんが英語を身につけて、素晴らしいグローバル人材になってくれることを願っています。