ビジネス英語でも日常会話でも、英文法はすべての基本です。
でも英文法と聞くだけで英語アレルギーが発症しそうな人や、中学・高校での苦手意識からなんとなく敬遠してきた人も多いはず。
そこで、英語をもう一度やり直したい大人のために、最速で英文法を完全マスターする勉強法をおすすめの教材もあわせてご紹介します。
社会人になってから会社からTOEICを受けるようにと言われたけど、英文法が全然分からずに勉強法をお探しの方も必見です。
目次
英文法の勉強の進め方は3ステップで!
英文法は3ステップで完全マスターすることができます。
文法と言うくらいなので、理屈で説明できる法則性があります。ただ覚えるのではなく、なるほどだからこうなるのか〜と納得することが大切です。
②単元別に分かれている問題集を解き、どれくらい理解できているかを知る。
問題を解くことによって理解度を確認することが出来ます。単元別に解くことで、ピンポイントで復習しやすくなります。
③英文法の総合問題集を解き応用力をつける。
最後の総仕上げです。すべての単元をマスターしているかどうかを確認します。
英文法が面白くないと感じている人は、もしかして学生時代に先生がただ文法を黒板に書いて覚えるだけの授業ではありませんでしたか?
例えば不定詞と動名詞の単元では次のような問題が出題されます。
「forget to 〜 」と「forget 〜ing」の意味の違いについて答えなさい。
それぞれの意味は「〜することを忘れる」「〜したことを忘れる」となります。
学校では意味の違いをただ暗記させられることがほとんどです。
これでは定期テストが終わり時間が経てば忘れてしまいます。
でも理屈を学べば忘れにくくなります。
そもそも「to 不定詞」は未来的でこれから何かが起きるという意味合いが強いものです。
一方、「動名詞(ing)」はすでに起きたことや実際に行われているという意味合いが強いものです。
不定詞には未来的な、動名詞には過去的なイメージを抱いておきましょう。
この法則を知っていれば、「forget to 〜」は(これから)〜することを忘れる、「forget 〜ing」には(すでに)〜したことを忘れるという意味があるのです。
→She forgot to buy milk. 彼女は牛乳を買うのを忘れた。(まだ買ってない)
→She forgot buying milk.彼女は牛乳を買ったことを忘れた。(もう買ったけど、その行為を忘れた)
似ているけど全然意味が違いますよね。
このイメージを持っていると、
He stopped to make a phone call 彼は電話をかけるために止まった(まだかけてない)
He stopped making a phone call 彼は電話をかけるのを止めた (電話をかけるという行為を止めた)
と言うように、他の構文でもすぐに理解することが出来ます。
英文法は理屈を学ぶと分かりやすいし知識として身につきやすいです。
英文法を苦手に感じている人も、教えてくれる人や選ぶ教材次第で大変面白く学ぶことができます。
さて英文法を分かりやすい教材で理屈から理解できたら、次はステップ2に進みましょう。
単元別に分かれている問題集で定着しているかを単元ごとに確認します。
時制の単元の勉強が終わったら、時制の問題で確認という風に単元ごとに進めていきましょう。
単元別に勉強していくことで、復習をピンポイントでやりやすくなります。
ステップ2が一通り終えたら最終ステップとして総合問題を解き応用力をつけます。
TOEICや英検の英文法問題は単元ごとに出題されるわけではないので、それに対応できる力をステップ3でつけます。
ステップ別におすすめの英文法教材
【ステップ1でおすすめの教材】
ステップ1は英文法を分かりやすく理屈から教えてくれる教材を基準に選びます。
それには有名予備校のカリスマ講師が執筆した教材が大変おすすめです。
なぜならカリスマ講師は猛勉強し、丸暗記ではなく様々な英文法の知識を身につけています。
さらに多数の受験生から教え方が分かりやすい!と支持されています。
苦手なことは、知識が豊富でかつ分かりやすく面白く教えてくれる先生から教えてもらうのがベストです。
英文法が苦手な人が難しい英文法書を読んでも理解しながら身につけることはできません。
おすすめ英文法教材①
世界一わかりやすい英文法・語法の特別講座
英文法が全く分からない人でも2週間あれば一通りの知識を得ることができます。
映画の台詞や偉人の言葉を例文に使っているため楽しみながら英文法を学ぶことができます。
おすすめ英文法教材②
カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の英文法ノート
この教材はかなり面白いです。
カリスマ講師・川嶋先生の教え子が講義で取ったノートが収録されています。
まるで英文法の講義を教室で受けているかのような気がします。
丸暗記ではなく英文法を理屈から丁寧に教えてくれる教材です。
【ステップ2でおすすめの教材】
ステップ1で紹介した教材はとても面白いです。
かつ読んでいると、理解できた気になります。
でもステップ1の段階で終えてしまうと正直力はついていません。
問題をたくさん解くことで力がつきます。
ステップ2では単元別に分かれている問題集を使いましょう!
おすすめ英文法教材①
マーク式頻出英文法(センター試験/私大入試対策)解法ゼミ
単元別に構成されています。
センター試験に対応できる力をつけることができます。
おすすめ英文法教材②
英文法レベル別問題集4中級編
カリスマ予備校講師である安河内哲也先生の執筆教材でレベルが1〜6までと大変細かく設定されています。
センター試験や中堅私大レベルの4がおすすめです。
解説も大変分かりやすいです。
レベル4を見てかなり難しいと感じたならばレベルをひとつ下げましょう。
【ステップ3でおすすめの教材】
単元別の問題集で力をつけたら最後は総合問題集に取り組みます。
使う教材はTOEICを目指す人や社会人はビジネスシーンの問題が多く扱われているTOEICの模擬演習がおすすめです。
おすすめ英文法教材①
TOEICテスト 新公式問題集
英検を受験する予定がある人は英検対策用の問題集または過去問を使いましょう。
目的に合う問題集を選ぶことで効率よく得点を上げることができます。
大人の英文法勉強法・まとめ
いかがでしたか?
大人になって0から始める英文法の勉強法やおすすめの教材をご紹介しました。
真剣にやれば、ステップ2までは最短2週間です。
気合いを入れて頑張りましょう!