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日本に逃げ帰るのはまだ早い!海外生活でカルチャーショックとうまく付き合う8つの方法

ネットのおかげで世界中の情報が簡単に手に入るようになりましたが、実際に海外で生活してみると、カルチャーショックは避けて通れないものです。

日本国内だって地域によっていろんな違いがあるのに、まして外国なら文化の違いはなおさら。

外国に住み始めてみると、理解し難い出来事にたくさん出くわします。

人にぶつかっても謝らない、高速道路を歩いている人がいる(それもたくさん)、レジでお金を払う前にポテトチップの袋を開けて食べだす。

何の通知もなくいきなり電気が2週間も使えなくなる、郵便システムがシステムでない、水漏れ業者が水漏れを直せないまま音信不通になる。

日本の便利さを知っていると、「もう今すぐにでも日本に逃げ帰りたい!」という気持ちになってしまいますが、そんな気持ちになってしまった場合どうやって乗り越えましょうか?

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今回は、海外生活でカルチャーショックとうまく付き合う8つの方法についてまとめてみました。
参考記事(英語):culture-shock-tips

その国では当たり前の事だと肝に銘じる!

カルチャーショックを、別の視点で考えてみましょう。

日本とそっくり同じ文化・習慣を持つ国が他にあったら・・・かえって気持ち悪いですよね。

世界の文化・習慣はそれぞれ違っていて当たり前。

違っていて当たり前なのだから、比べてもしょうがないのです。

カルチャーショックがあるからこそ、あなたの海外生活が唯一無二の忘れ難いものになる。

そうやって、ポジティブなものとして受け止めてみてはいかがでしょう?

海外生活をした人はみな、カルチャーショックを経験しています。

あなただけではないのです!

自分がほっとできるアイテムを持って行く!

海外引越荷物を減らすことに一生懸命になってしまうと、もしかしたらあなたにとって一番大切なものを日本に置いて行ってしまうかもしれません。

どんなに家族に「そんなものは要らない」と反対されようが、それがあなたにとって大切なもので、あなたがほっとできる時間・空間を作ることの出来るものなら、持って行くことをお勧めします。

青春の詰まったギター、一生懸命集めたフィギュア(の1体)、思い出の卒業アルバム、サッカーのユニフォーム。

海外生活を始めたばかりの不安定な時期に、自分のよりどころになるものに触れられることは大きな心の支えとなります。

その後で要らなくなればそれまでのこと。それだけあなたが成長した証です。

街を探検してみよう!

仕事で来ているとはいえ、これは世界を直に見聞きする絶好のチャンス。

家に閉じ込もらず、時間が許す限りカメラ片手に観光客になった気分で街を探索してみましょう。

主要観光スポットを訪れたり観光バスに乗ったり、週末ごとに違う場所を訪れてみるのもいいですね。

電車や地下鉄の駅一つ一つ途中下車して、駅の周りを探索するのもいいでしょう。

仕事の帰り道も少し遠回りしてみれば、雰囲気の良いバーを見つけるかもしれません。

でも、あくまでも海外にいるということを忘れないで!

日本は世界で最も安全な国の1つです。日本の常識は世界では通用しません。

危険な地域には足を踏み入れないよう、くれぐれも注意が必要です。あなたの身はあなたで守るしかありません。

何でも試してみる!

カルチャーショックと付き合う最善の方法は、両手を広げて押し寄せるカルチャーショックの波を受け入れること。

人生は一度きり。なんでも経験です。

いろいろなお誘いには、なるべく「Yes!」と言ってみましょう。

家に招かれる、見たこともない食べ物を勧められる・・・どんと受け入れてみましょう。

そうすることによって今までその存在さえ知らなかったものを体験することができ、現地の人々とのつながりもできていきます。

勿論ここでも、危ないこと、騙されそうなことには巻き込まれないよう、自己防衛は忘れないようにして下さい。

何か一つ習得しよう!

現地の言葉、現地のスポーツ、現地の料理、現地のダンス、現地の歌・・・

何か一つ、現地に関わることを習得してみましょう。

何でもいいですし、完璧でなくてOK。

仕事以外に何かすることがあると、気を紛らわすことができますし小さな達成感も味わえます。

同時に、現地文化に対する理解も深まり、気軽に現地のことを聞ける仲間も出来るかもしれません。

何か一つ好きになろう

好きな場所や好きなアクティビティーなら手っ取り早く見つけることが出来るでしょう。

海岸沿いの道、街を一望できる丘、美術館、お気に入りのカフェ、常連のバー、ハイキング。

気分が落ち込んだ時、その場所に行ってみましょう。

何か上手く行かないことがあった時、そのアクティビティーを楽しんでみて下さい。

大変なことばかりかもしれませんが、あなたはこの国でしか味わえないこの素晴らしい時間を過ごす特権を与えてもらったのです。

そのことを再確認して下さい。

肩の力を抜く

新しい国で新しい文化に触れ、新しい習慣を覚えていく・・・でも、初めから完璧に出来なくていいのです。

あなたはその国の人間ではありませんし、現地の人々もそれをわかっています。

知らないことがあっていいのです。

言い慣れない言語で失礼な表現をしてしまっても、現地のエチケットに反することをしてしまっても、そこから学べばいいのです。

失敗して、恥をかいて、学んで、少しずつ出来るようになって行けばいいのです。

海外生活を始めて暫くしてから振り返ってみると、如何にたくさんのことを学んだのか自分でびっくりするかもしれません。

そして日本に帰るまでに、もっとたくさんのことを身に着けて行けるはずです。

日本人以外の人と交流する

海外では、同じ境遇にいる日本人同士で固まりがちです。

日本人同士なら言葉の問題もありませんし、同じ気持ちをシェアすることが出来るからです。

けれども、その国に住んでいる日本人以外の外国人と交わってみると、日本人とは全く違った生活の知恵、日本人が使わないような現地サービス、日本人が行かないようなカフェ等を知っていて、とても新鮮です。

同じ外国人として生活している彼らの現地情報は日本人のそれよりも幅広く、あなたの生活に役立つことが多いはずです。現地ローカルの友達も積極的に作りましょう。

ローカルの友達を作れば、政治のこと、歴史のこと等その国についての理解がより深まります。

本当に親しい間柄になれば、緊急の事態には通訳を買って出てくれたり代わりに交渉してくれたり、本当に親身になってお世話をしてくれます。

その国に行かない限り、この人たちとは出会うこともなかったのです。

その機会を与えてもらったことに感謝し、かけがえのない思い出をたくさん作りましょう!

まとめ

現在海外生活をしている私はと言うと・・・

ポイント

1. カルチャーショックはエンドレスです
2. 日本の友達の連絡先が詰まった住所録も、もう見ることはなくなりました
3. 運動不足解消も兼ねて街歩きを楽しんでいます
4. ドリアンを勧められ「Yes!」と言ってしまいました
5. 日本にいたら絶対に始めないハイキングを始めました
6. 近所のバーに毎週出没しています
7. 未だに現地の暗黙のルールがよくわかりません
8. 気が付いたらローカル・外国人の友達だらけになっていました

あなたもカルチャーショックとうまく付き合って、二度とない海外生活を思い出に詰まったものにしてみましょう!

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アイリッシュグリーン

アイリッシュグリーン(Irish_Green)

神戸の大学を卒業後、小売、秘書、広報、航空業界に携わる。シンガポール、およびオーストラリア在住歴合わせて10数年。結婚を機にオーストラリアへ移住、現在はオーストラリアと日本を往復する生活を送る。日本ではスローライフ用の自宅をリノベーションしつつ、ビジネス英語に関する情報を執筆中。

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