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教科書には出てこない!海外賃貸物件トラブルから学ぶ生きた英単語!

投稿日:03/28/2019 更新日:

日本でも賃貸物件のトラブルはよくありますが、海外(オーストラリア)でも結構トラブルがあります。

さて今回は海外(オーストラリア)で賃貸物件に住んでいた際に遭遇したトラブルから、教科書には出てこない英単語を勉強しようというコンセプトで記事を書きました!

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オーストラリア不動産業界のお話については、こちらの記事もどうぞ!いろんな英単語が学べます!

 

メルボルン市の不動産バブルはすごい!

私はオーストラリア・ビクトリア(Victoria)州州都(State capital)メルボルン(Melbourne)の都市部で長く暮らしてきました。

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東京も街によって雰囲気や利便性が違いますが、メルボルンも同じように地区によって暮らしやすさが違います。

私はメルボルン都市部で、どの地域が最も暮らしやすいか体験するためにこれまでいろいろな物件を借りてきた経験があります。

オーストラリアのビクトリア州はオーストラリア大陸の南東に位置し、州都メルボルンはビクトリア州の南側、ポートフィリップ湾という湾の内側に面しています。

 

日本でも不動産屋さんが物件のオーナーと入居者を仲介しますが、オーストラリアでも賃貸物件を借りるにはエージェント(agent)が仲介するのが一般的です。

私たち夫婦が長年お世話になっていたエージェントは、どうやら私達のレスポンスの良さ、退去時のマナーの良さ、など気に入ってくれたようで、どんどん人気の物件を紹介してくるようになり、時には物件のオーナーに入居まで一ヶ月半ほど待ってもらえないか交渉してくれるまでになりました。

さてそんなエージェントが紹介してくれた物件の中に、メルボルンの不動産業界にとって魔法の玉手箱のようなResidential Complexがありました。

Residential Complexとは日本でいうところのファミリー向けマンションですね。居住用の部屋があって、さらに住人用のジムやプール、庭や公園があったりするタイプのものです。

このResidential Complex、なぜ魔法の玉手箱かといえば、抜群の不動産投資益を誇るからなのです。

CBD(central business district の略)と呼ばれるメルボルン市中心部に近いにも関わらず緑にあふれ、Residential Complex自体がガーデンのなかに立っているようなデザインです。

低層物件で、まるでドイツのハンブルグを思わせるような外観に加え、セキュリティも抜群でフロアプラン(floor plan、日本語で言うところの間取り図です。)がとても豊富、プールもジムも中庭(courtyard)まであります。

さらに住人への規則も厳しくて、ジュリエットバルコニー(juliet balcony、ロミオとジュリエットの一番有名なシーンに登場するあれです)と呼ばれる小さなバルコニーでは洗濯干しは景観を損なうので厳禁でした。

オーストラリアで、有名な不動産物件の宣伝コピーといえば、「Location, Location, Location」です。

この物件はまさにCBDに近いという抜群のロケーションの良さが売りでした。

こちらのビル群がメルボルン市CBDです。奥(郊外)に目をやると、高いビルはほとんどなく、平坦な土地がどこまでも続いています。

 

CBDに近いなど、最高のロケーションであれば、物件はボロボロでも驚くような値段がつくのがメルボルンの不動産業界です。(最近は少し陰りが見えてきましたが。)

メルボルンの不動産バブルが最高潮だった2016年あたりの話ですが、ほとんどリノベーション(renovation)していない、このResidential Complexのとある部屋がオークションを通して130万オーストラリアドル(AUD)で落札されました。

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日本円で約1億円です!(1AUD=約80円)

不動産の市場価値を把握している不動産エージェントが80万オーストラリアドル(日本円で約6200万円)くらいが妥当で、もしかすると100万オーストラリアドル(約8000万円)まで行けば嬉しいかな?という事前予想でしたので、部屋を売りに出した側としては笑いが止まらない状況ですよね。

先見の明があった私たちの物件のオーナー

メルボルン市中心部のCBDに近いこの大人気物件に入居した私たち夫婦でしたが、私たちの部屋のオーナーはもともと観光事業(tourism)に携わった官僚でした。

彼女はすでにリタイアしてクイーンズランド州(Queensland、ゴールドコーストがある州です)の自然あふれる自宅に住んでいます。

もともとメルボルンで働いていたこともあり、およそ80年代後半から90年代初頭に開発計画が持ち上がったこのResidential Complexの物件をOff The Plan/Shelfで購入しました。

Off The Plan/Shelfで購入とは、物件が完成する前に購入することで、彼女は実際図面しか見ていなかったことになります。

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日本語で言うと、「青田買い」でしょうか?

当時のメルボルン市は、緑化を推進することが都市の魅力を高めるために非常に重要!という素晴らしい政策を進めており、緑化に力を入れる開発業者(developer)には何かしらのインセンティブか助成金がでたそうです。

今は残念ながら緑化推進政策の影も形もありません。現在のメルボルン中心部の物件はどれも真四角で、敷地面積いっぱいまで建物を立てるものばかり。

このようなトレンドから考えると、私たちの住んでいるResidential Complexは夢のような物件で、将来買手が引きも切らないだろうと考えられました。

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つまり当時の彼女の見立てはドンピシャだったわけです。

部屋の間取図(Floor plan)が魅力的で売却では負け知らず、といったまさに神がかったResidential Complexですので、コロコロオーナーが変わり、内装が個性的になった物件がたくさんあります。

そんな中、私たちが住む彼女の物件はオリジナルの内装のままです。

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ちょっと化石的ですらあります。

ただ清潔感を重視しており、壁を塗り替えたり、カーペットを張り替えたり、といった手入れは何年かに一度行うよう予算(budget)を組んでいます。

水回りのトラブルで凄腕の弁護士が暗躍!?

さて、この大人気Residential Complexにある物件ですが、私たちが入居してすぐに水回りの問題が起きました。

エージェントから連絡があり、私達の階下の物件に住む住人がバスルームで水漏れを発見したと連絡してきたいうのです。

世界中どこでも水周りのトラブルはややこしいですね。原因を見つけるのが本当に大変です。

このアクシデントを機に知ったのですが、この階下の住人は、どうやら弁護士(Legal practitioner)らしいのです。

現役なのか、リタイアしているのか、事務弁護士(solicitor)法廷弁護士(barrister)、それとも別の分野なのかは定かではありませんが。

ポイント

solicitor:事務処理だけを行う弁護士のことです。ちなみにイギリス英語なので、アメリカ英語だと地域の法務官という意味になります。

barrister:法廷で答弁する弁護士です。こちらもイギリス英語で、アメリカ英語だと弁護士は一括りにlawyerかattorneyを使うのが一般的です。

弁護士の彼がいうには、今回の水漏れから遡ること10年ほど前に、大きな水のトラブルがあったそうなのです。

今回の水漏れも、それに関連しているのでは?との見立てでした。

10年前の出来事というのは、私たちの物件の上の階(最上階)に住む、非常にセキュリティに神経を尖らせるマダムが住んでいる物件で起きました。

この物件は特に広く、特別なrenovationが十年ほど前に施されているらしいのですが、その作業中に誤って作業員が給水管を壊したようで、階下のバスルームは煽りを受けて水浸しの被害にあったそうなのです。

もともとは最上階の物件で起きたトラブルなので、そこの物件のオーナーが修繕費を払うべきなのですが、どうやら該当物件のオーナーというのが、メルボルンでも一二を争う凄腕の法廷弁護士(barrister)らしいのです。

階下の物件のオーナーたち、つまり私たちの物件のオーナーと階下に住む弁護士(Legal practitioner)が弁済について交渉をしようとしたのですが、この凄腕のbarristerは絶対に現場に来なかったそうで、その後も音沙汰なしで交渉にとりつく島もなかったそう。

こうなるとにわかには信じられないことですが、階下のオーナーたちが自腹で(もちろん保険ですが)修繕を余儀なくされたとのこと。

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法律のことはよくわかりませんが、謝ったら負け、なのでしょうかね?

今回は以上です。いかがでしたか?お役に立ちますように。

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アイリッシュグリーン

アイリッシュグリーン(Irish_Green)

神戸の大学を卒業後、小売、秘書、広報、航空業界に携わる。シンガポール、およびオーストラリア在住歴合わせて10数年。結婚を機にオーストラリアへ移住、現在はオーストラリアと日本を往復する生活を送る。日本ではスローライフ用の自宅をリノベーションしつつ、ビジネス英語に関する情報を執筆中。

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