使える英会話表現

結婚するカップルに英語でメッセージカードを贈るときに使える例文集!

今回は結婚するカップルに贈るメッセージカードに添える英語メッセージ例文集です。

自分の体験から、国際結婚についても少し触れています。

国際結婚ではギフトとメッセージカードが大事な証拠になる!

海外の結婚式はご祝儀として現金を贈るという習慣はありません。

と書き出したところで、中国では現金を贈ると聞いたことがあることを思い出しました。

もちろん中国なのでご祝儀も電子決済です。

ということで、前言を少し訂正しまして、英語圏では現金を贈らない、としておきます。

私が住んでいるオーストラリアでは結婚式を開いたら、ゲストからお祝いのカードやギフトを頂きます。

結婚をきっかけにオーストラリアに移住を決意した私にとって、自分の結婚式で頂いたカードやギフトはとても大切な記録物でした。

というのも、配偶者ビザ(spouse visa)の申請の際に、私達の関係が周囲からも認められた、偽装ではない本物の結婚だと証明する資料として移民局(Department of Home Affairs)に提出できるからです。

お祝いのために頂いたギフトが証明にもなるって、ちょっと面白いですよね。

我が家の息子殿がお嫁様をヨーロッパから迎えた時も、結婚式の時には忘れずにカードを添えるように心がけました。

彼らは自分たちの結婚が本物だと証明するために、5000を超えるWhat’s app(英語圏で人気があるLINEのようなサービスです)のメッセージのやりとりを全てダウンロードし出力して移民局に提出しましたね。

私のような外国人がオーストラリア人と結婚する場合、こういった地道な証拠提出だけでなく、最低2人の永住権所有者(Permanent Residency holder) あるいは国籍保有者(citizenship holder)から、「確かに2人の結婚は本物だ。」と宣誓書(statutory declaration)を作成してもらう必要があります。

もちろん、パスポートコピーも必要でした。

2人の関係を公的にサポートしてくれる証人(witness)が必要なのです。

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国際結婚は実は地道な見えない努力が必要なのです。

英語圏の結婚式ギフトでは何を贈る??

さて、話を結婚式のギフトに戻しましょう。

結婚式のギフトとしてよくあるのがキャンドル、香水、花瓶、花束です。

これらは結婚式だけでなく、ほんの感謝の気持ちを示すギフトアイデアとして英語圏ではよくもらうことがあります。

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私の結婚式では、女性の弁護士から香水をギフトでもらいました。

香水や香りを全く受け付けない母の元で育った私には衝撃でした。

香水の瓶が素敵ですよね。

香りは好き嫌いがあるでしょうが、香水瓶のデザインが色々楽しめますから。

彼女から香水を頂いてから、私も香水をギフトとして選ぶことが増えました。

キャンドルについては私の失敗例があります。

香りが出るキャンドルを選んだのですが、香りが合成(synthetic)だったのです。

合成香料など、毒ガス(toxic gas)と一緒だと言われてしまいましたね。

天然のアロマキャンドルで、しかも蜜蝋じゃないといけないとすると、デザインが限られるんですよね。

私の周囲は食べ物や着るものはオーガニックでナチュラル素材と決めている人も多く、コーヒーをお出しするのもとんでもない!という層が多いので、海外生活の大変さに加えて、個人の嗜好の理解に一苦労しました。

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さて結婚式のギフトといえば個人的には、花束に勝るものはない、という考えですが、みなさんはいかがでしょうか。

いくつ花束があっても嬉しいですし、シンプルな花瓶つきの花束も実際販売されています。

私も花瓶つきで花束を頂いた時はびっくりしましたが、便利で、すぐに飾れますしアレンジメントよりゴージャスに感じました。

英語メッセージカードには何を書く?使える表現集

結婚式のギフトにはメッセージカードを添えるのが一般的です。

メッセージの内容ですが、英語圏の人は引用文(Quotes)大好き。

ビジネス上のスライドを使ってのプレゼンもそうですが、メッセージでも誰かの名言や昔からの格言など、引用文(Quotes)を使うことが多いですね。

カード自体のデザインが引用文(Quotes)仕立てになっていることが多いのです。

結婚のお祝いメッセージとして使える引用文は山ほどありますが、例としていくつかご紹介します。

結婚のお祝いメッセージ例①

Marriage is...sharing life with your best friend, enjoying the journey along the way and arriving at every destination...together. — Fawn Weaver

Fawn Weaverさんはアメリカ人エッセイストで、結婚に関する著書を多く発表しています。2014年に発表した、「Happy Wives Club: One Woman's Worldwide Search for the Secrets of a Great Marriage 」は大ベストセラーとなりました。

結婚のお祝いメッセージ例②

If you live to be a hundred, I want to live a hundred minus one day, so I would never have to live a day without you.— Winnie the Pooh

Winnie the Poohはくまのプーさんです。プーさんは実は哲学的な名言をたくさん残しているので、気になる人はぜひ英語で調べてみてくださいね!

結婚のお祝いメッセージ例③

There is only one happiness in life to love and be loved. — George Sand

George Sandは、19世紀に活躍したフランス人小説家です。非常にシンプルでよいメッセージですよね!

このほか、探し出せば結婚に関する引用文はキリがないほど出てきます。

ただ私は稚拙でも自分の言葉で伝えてくれた方が絶対に嬉しい派ですね。

シンプルなお祝いのカードにメッセージを添える場合、私はできるだけformalなスタイルを選びます。

私自身の年齢が上がってきていることもありますし、相手が若かろうと年を重ねていようと、節目の際には丁重にご挨拶をしたいからです。

お祝いメッセージ例をご紹介しましょう。

  • Wishing you a lifetime of love and happiness. May the years ahead be filled with lasting joy.
  • Thank you for letting me share in this joyful day. I wish you all the best as you embark on this wonderful union.
  • Wishing you joy, love and happiness on your wedding day as you begin your new life together.
  • May the love and happiness you feel today shine through the years.

頂いたカードは何年も経ってから読み返すと、その当時の必死な状況がよみがえり、しみじみとした味わいがあります。

ビザの件が落ち着いた後は、証拠だとか考えなくて良いので一層落ち着いて味わうことができます。

ぜひ結婚を決心した2人にはメッセージカードを送りましょう。

今回は以上です。いかがでしたか?お役に立ちますように!

 

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アイリッシュグリーン(Irish_Green)

神戸の大学を卒業後、小売、秘書、広報、航空業界に携わる。シンガポール、およびオーストラリア在住歴合わせて10数年。結婚を機にオーストラリアへ移住、現在はオーストラリアと日本を往復する生活を送る。日本ではスローライフ用の自宅をリノベーションしつつ、ビジネス英語に関する情報を執筆中。

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