社会人になってから英語を学び直したい!と思っている方は世の中たくさんいらっしゃると思います。
でも社会人って色々忙しく、時間がなくてなかなか思うように学習を進めらないのが現実ではないでしょうか?
学生時代はあんなに時間があったのに!
なぜ何もしてこなかったんだ!
そんな後悔をしている方も多いのではないでしょうか?
実は私もその一人でした。
仕事の他、家事や育児・親族間の行事などの家のこと...。
何かと責任がついて回り時間を取られがちになって、結局英語の勉強は後回しにせざるを得ない状況ですよね。
本当はTOEICなどの試験で高得点をたたき出して昇進・昇給もしくは転職をしたい、と願っているのに。
でも本気でやる気があれば、どんなに忙しい人でも時間を作ることは可能です。
大変ですが、出来るところからやってみませんか?
そこで今回は、忙しくて時間がない!と嘆いていた私が私が一念発起して何とか時間を作り、英語勉強時間を捻出した方法についてまとめてみました。
朝活で気持ちよく勉強!
朝、起床してから家を出るまでの間、身支度だけで終わらせていませんか?
この時間は、一晩ぐっすり寝て脳も精神状態も非常にクリアになっているので勉強をするのに持ってこいのタイミングです。
前日にあったイヤなことやムカついたことも、ほぼ頭から流れ去っているので、気が散るものもなく穏やかな気持ちで集中して取り組めます。
この時間は単語の暗記や、文法書を読むのに適していると思います。
早起きは慣れていないとツラいですが、まずは10分だけ早く起きて、身支度をする前に10分程度だけ勉強してみてはいかがでしょうか。
そして支度が早めに終わったら、家を出る時間までガッツリ勉強すると朝から充実感がありますよ。
支度をしながら勉強する方もいます。
リスニング素材の聞き流しや、お手洗いに籠もるときは英字新聞などリーディング素材を利用してもいいですね。
通勤時間や待ち時間も利用
こちらも定番ですが通勤時間の有効活用も忙しい社会人には欠かせません。
バスや電車での通勤の方は、乗っているときもスマホアプリや小さめのテキストなどで勉強できますが、待ち時間も無駄にせず学習に充ててください。
これは病院などでもアリですね。
車通勤の方は、自分一人の空間なのでCDやブルートゥースを使ってリスニングやシャドーイングが出来ます。
会社ではちょこまかと学習
朝の始業時間前や昼休みも学習時間として使えます。
上司や同僚の目が気になるようでしたら、どこの会社にも人けが少ない死角になる場所があるので、そこでやるといいですよ。
余談ですが、利用する人がいないと思っていた階段の踊り場で、イヤホンも着けずにリピーティングをやっていたら声が響いていたらしく「外国のスパイが入り込んで通信している」という、とんでもない誤解を受けたことがあります。
音読は要注意です。
そして勤務時間中、ときどきフッと仕事が途切れて、することが無くなるときはありませんか?
そんなときは仕事をするフリをしながらメモ用紙に英作文をやってみたり、覚えたい単語を書いた付箋を引き出しの中に仕込んでおいたりしてみませんか?
もしくはポケットの中に同じような単語メモを折りたたんで入れておいて、ちょっと席を外して暗記作業を短時間だけする、というのもあります。
普段忙しいと出来ないので、こうしたスキマ時間が出来たら、なるべく活用するようにしてください。
ただ見咎められないように気をつける必要があるから厄介ですね。
帰宅後はノートを作ろう
会社勤めをしていると、断り切れない飲み会の誘いってありますよね?
お酒好きの方にはつらいですが、お酒を飲むと帰宅後の時間がつぶれるだけでなく、次の日にまで影響が出る場合があります。
勉強のペースが乱れるので、歓送迎会と忘年会くらいだけ出て、後は断ってもいいのではないかと思います。
暑気払いとか、本当飲むための口実でしかないし、親睦なんて特に深まることはないのでお断りして勉強時間を確保したほうが得ではないかとさえ思います。
断りづらいかもしれませんが、自分の学習の方が優先されて良いはずです。
仲良しごっこをするために働いているのではない、と割り切りましょう。
帰宅したら夕食やお風呂、あと家事をする必要がある方もいますね。
皿洗いや洗濯物を干すときなどもリスニング聞き流しおよびシャドーイングがやりやすいと思います。
目や手が塞がっていても、耳と口は使えますからね。
お風呂でも、湯船に浸かっているときにアプリで勉強できます。
のぼせないように気をつけてましょう。
そして就寝までの時間、一日働いてお疲れのことと思います。
疲労感で暗記などの作業には不向きなので、今日アプリなどで知った表現や間違えた問題などの見直しを兼ねてノート作りをする時間にしてはいかがでしょう。
このノートはなるべく持ち歩き、朝やスキマ時間に見直します。
一気にいろいろ書きたくなるかもしれませんが、少しずつ書いていって覚えていくほうが定着しやすいので配分を考えながら作ってみてください。
まとめ
時間がある休日よりも、平日のほうが限られた時間でなんとかしようという意識が働いて学習をルーティン化しやすいのだそうです。
会社勤めをしていると「平日にできなかった分を休日に取り戻そう」と考えがちですが、実は休日の方が学習時間を確保出来ない・疲れが溜まっていて勉強できない、となってしまうのが実情とのこと。
身に覚えがあるので納得しました。
時間の捻出は社会人なら誰でも苦労していることです。
勉強するときはする、休むときは休む、と自分の体調や気分と相談しながらメリハリをつけてスケジューリングしてみてください。