社会人になって勉強しよう!と決意したものの、なかなか時間がなくて思うように進まなかったりしませんか?
せっかくやる気だけはあり余っているのに、それに見合う時間が作れない。
テキストや勉強系の動画など、見たいものは溜まっているのに消化できない・・・。
私も以前、とある資格を取ろうとしたときに高い料金を出して教材を買ったものの、意外と冊数が多くて試験日までに終わるかな!?と焦ったことがあります。
社会人の勉強はスケジュールをどう立てるかが大事です。
どれだけの時間を勉強に当てられるかによって教材の量を調節しないと、教材をこなすことだけに振り回されて終わってしまいます。
今回はそんな私の経験をもとに、「社会人のための勉強スケジュール」をご紹介します。
ぜひ自分のしたい勉強と照らし合わせてスケジュールを考えて見てくださいね!
社会人のための勉強スケジュールの立て方
それではさっそく、社会人のための勉強スケジュールの立て方をご紹介します。
スケジュールは「長期的」かつ「一日単位」のふた通りで立てるのがおすすめです。
長期的な勉強スケジュールの立て方
・目標を立てる
社会人がただ闇雲に勉強を始めても、ゴールがないと途中でくじけてしまます。
まずは始める前に目標を決めましょう。
資格を受けるのであれば試験日、漠然と英語を話せるようになりたいのであれば海外旅行の日程を立てるなど。
具体的に勉強したことを活かせる目標を立てることで、そこにたどり着くまでのスケジュールをイメージしやすくなります。
・勉強時間の合計を調べる
私が購入した資格教材は、学習時間が8ヶ月ほどかかるものでした。
なので目標となる試験日から逆算し、余裕を持って9ヶ月前から試験勉強を始めました。
TOEICの勉強であれば、スコアを100点上げるのに約200時間ほどの勉強が必要になると言われています。
つまり一日2時間勉強して3ヶ月半。200点上げたいなら半年は勉強時間が必要です。
このように長期的なスケジュールは、目標到達までにかかる時間を調べ、現在の自分と照らし合わせて立てることが重要になります。
・中間ゴールを決める
3ヶ月程度の勉強時間であれば必要ありませんが、一年近く勉強が必要な場合は途中でダレる可能性があります。
そうならないためにも、半年以内に中期目標となるゴールを定めるのもいいでしょう。
私の場合は半年後に一次試験、その二ヶ月後に二次試験の二本立てだったので、まずは一次試験に向けて勉強と集中できました。
TOEICであればいきなり300点アップ!などを狙うのではなく、まずは3ヶ月程度で試験を受けて様子を見てみるのもいいでしょう。
スコアが前より伸びていることがモチベーションを高めてくれますよ!
・余裕を持たせる
スケジュールをキツキツにしてしまうと、急病や出張で予定が崩れたときに取り返すのが大変になります。
週一、もしくは二週に一日は調整日を設けて、スケジュールに追いつけるようにしましょう。
一日のスケジュールの立て方
・朝勉強を取り入れる
勉強に一番おすすめなのは朝。
夜帰宅後に勉強をするスケジュールを組むと、急な残業や飲み会の誘いで予定が崩れがちです。
その分朝は自分が早く起きればいいだけなので、邪魔するものもなし。
私も昔は夜型で朝勉強なんて・・・と思っていましたが、習慣化してしまえばこっちのもの。食後に歯磨きをするように、朝目が覚めたらテキストを開く。
脳が眠いなぁ、面倒だなぁと思うよりも先に体を動かせば、自然と勉強モードに切り替わってきますよ!
・余白時間を使う
電車に乗ったら何気なくスマホを見ていませんか?会社まで向かうときなんとなく音楽を聴いていませんか?
移動が多い社会人は、余白時間も積み重ねば大きなものに。
電車に乗ったらYoutube動画で勉強!歩いているときはPodcastやリスニング教材で勉強。
余白の時間もうまく勉強スケジュールに組み込みましょう!
なぜ計画通りに勉強が進まないのか?
社会人のための勉強スケジュールをご紹介してきましたが、計画をうまく立てられたとしてもその通りに勉強を進めなくては意味がありません。
何事もそうですが、計画通りに物事を進めるのは案外難しいもの。
ではなぜスケジュール通りに進めるのが難しいのか考えてみました。
それは、多くの人が自分を過信しているからではないでしょうか?
勉強に対するモチベーションは、教材を買うときか、スケジュールを立てるときが一番高くなります。
少なくとも勉強中ではないでしょう。
一番高いときのモチベーションに合わせてスケジュールを組んでしまうので、結果無理が生まれます。
また、余白を作らずにスケジュールを立ててしまうのも、スケジュール倒れになる要因です。
30単元ある教材を一日1単元、ひと月で終わらせる!と意気込んでも、月の半ばに高熱で2、3日寝込めば計画はパァです。
スケジュール通りに進まないのが普通と思い、できれば一週間に一日、少なくとも二週に一日は「調整日」を設けましょう。
まとめ
社会人のための勉強スケジュールの立て方、いかがでしたでしょうか?
スケジュールを立てておいて計画倒れでは元も子もないですが、大切なことはスケジュール通り進めることではなく、勉強で知識を身につけ、生かすこと。
スケジュールに追われるだけの勉強にならないように、余裕を持って計画を立ててくださいね!