英語の勉強をしなくちゃな、と思いながらもまとまった時間も取れないし、仕事後や休日に英会話教室に行くのも難しい。
それならいっそのこと有休を利用して語学留学してみるのはどうだろう・・・?
でも、1週間や2週間で効果が出るのだろうか?何を勉強すればいいのだろう?
このコラムでは、そんな不安を少しでも解消できればと思い、フィリピンの語学学校で長年留学コーディネーターとして働いているルミさんに、「社会人が短期の語学留学で成功する秘訣」について聞いてきました!
短期の語学留学で成功する秘訣とは??
留学に必要な第一歩は情報収集です。
ところが、留学エージェントサイト、口コミサイト、経験者のブログなど、読めば読むほどわからなくなってくることがあります。
留学エージェントとして働く私のところへ、「自分に合った学校はどこでしょうか?」と質問する方もいるくらい、たくさんの人が情報の海の中で少し遭難中です。
それなりに時間とお金をかけて留学するのですから、失敗したくない!効果を上げたい!と思うのは当然ですよね。
では、語学留学を成功させるのに大切なことは何か。
それは、しっかりとした目標を持つことです。
今回は、目標設定を中心にお話ししましょう。
社会人の場合、特に企業にお勤めの方は、語学留学できる期間は限られていると思います。
その期間が短ければ短いほど、はっきりとした目標と的を絞った学習ができることが必須になります。
ここは、1週間取れたお休みで留学した場合を想定します。
1週間の場合、行けるのは、往復の移動を考えるとアジア圏か、もしくはグアムやサイパンです。
中でもフィリピンでは、英語を話す人口がほかのアジア圏に比べると格段に多く、人件費も抑えられるために多くの語学学校がマンツーマンレッスンを採用しているため、日本人の語学留学先として大変人気となっています。
グアム、サイパンは、アメリカ自治領ですから公用語が英語です。
ところがグアム・サイパンは英語学校そのものが少なく、あってもグループレッスンです。
ネイティブの国がいいからという理由で選ばれる方もいるのですが、行ってみるとフィリピン人講師だったりするので笑えません。
それではフィリピンへ1週間の語学留学するとして、何を目標にすればいいでしょうか?
往復の移動日が合計二日ですので、実質英語学習に費やせるのは5日間です。
フィリピンの語学学校の場合、朝8時から夕方5時までみっちりレッスンを受けて(お昼休憩1時間)最大1日8時間。5日間の合計40時間です。
40時間で何を目標にすればいいのでしょうか?
留学エージェントとして現地で長年日本人の英語を見ていますと、日本人の生徒の大半の問題は、ボキャブラリー不足です。
これは、単に単語の知識量が不足しているというだけでなく、すでに知っている単語を使いこなすことができないという問題も含んでいます。
初級から上級まで、もれなくそれぞれのレベルに応じてこの問題を抱えています。
ですが、この40時間でやるべきことは、単語練習ではありません。そんなことは日本でも独学で出来るからです。
初級者の場合には、質問に対して単語で答えるからセンテンスで答えるに持っていく。
中級の場合には、1センテンスで答えるところを2センテンス以上使って話を膨らませられるようにする。
この辺りが妥当な目標です。
中級以上の人は、ビジネス英語を学びたいかもしれません。
その場合にも40時間という限られた中では、ただなんとなくのビジネス英語ではなく、
・英語会議で発言できるようにする
・電話の応対ができるようになる
・1つのプレゼンを仕上げる
など1つか2つに絞った具体的な目標を掲げましょう。
営業職の方の場合には、自社商品の紹介をクライアントにするという設定でのプレゼントレーニングも役に立ちます。
プレゼン資料はひとまず自分で作って持っていくほうが時間の無駄になりません。(これは飛行機の中で出来ますね。)
TOEICなど英語検定のスコアを伸ばしたい場合、40時間でできることは知れていますが、まだスコアが低く勉強のやりかたやコツがわからない場合は、それを知ることを目標にできるでしょう。
TOEFLやIELTSの場合は、マンツーマン指導という特性を最大限に生かし、日本で独学するのが難しいスピーキングとライティングに特化した指導を受けるのがいいですね。
私の経験上、特にテスト対策講座を受けなくても、語学学校の授業を受けているだけでリスニングのスコアが伸びたという例は多いです。
ただし、リスニングも含めてスコアアップに行き詰っているという方は、マンツーマンでテスト対策指導を受けることで短期間でのスコアアップが期待できます。
自分の今の英語力で、語学留学する意味があるのか?1週間で効果があるのか?と思う方もいるかもしれません。
英会話学校に行ったこともなく、大学卒業以来まったく英語にふれていないのに、何ができるだろう。
そんな方には、フィリピンへの短期留学が本当におすすめです。
マンツーマンレッスンは、あなたしか生徒がいないのでほかの人のレベルは関係ありません。
あなたが英語で文を作れなくても、カタコト英語でも、発音がめちゃくちゃでも、レッスン時間はあなた一人のためのものなので、焦る必要もないです。
例え短い期間であっても、得られるものは少なくありません。
月曜日は恐る恐る先生に挨拶を返していたのが、金曜日には、「Hi!」と明るく自分から挨拶できたとしたら、それだけでも、その40時間は無駄ではありません。
もっと英語がうまくなりたい、また、留学したいと思えたら、それは、あなたにとって大きな次へのステップなのです。
まとめ
留学コーディーネーターとしてフィリピンで働いているルミさんのお話、いかがでしたでしょうか?
社会人でフルタイムで仕事をしていても、1週間程度のフィリピン留学なら可能なのではないでしょうか?
短期留学する場合は具体的な目標を1つ、2つ立てて、それをクリアすることで充実した留学生活が送れるとのことです。
フィリピンへの短期語学留学については、フィリピン政府公認の語学学校へ留学するのが安心です。
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みなさんの留学生活が実り多いもになることを願っています。