「本を読んでもなかなか内容が頭に入らない」
「英語の勉強をしても単語が覚えられない」
このような悩みを抱えている勉強中の人って多いのではないでしょうか?
特に時間があまりない忙しい社会人の方であれば、勉強しても頭に入らないのは深刻な悩みです。
どうせやるなら、できるだけ生産性を高くして、効率良く勉強したいものですよね。
そこで今回はなぜ勉強しても頭に入らないのか、原因を踏まえて、解決方法をいくつかご紹介したいと思います。
目次
なぜ勉強しても頭に入らないのか?
なぜ勉強してもなかなか頭に入らないのでしょうか?
理由は人によってそれぞれですが、考えられる原因をいくつか挙げてみましょう。
勉強する空間が適切でない
勉強する場所って意外と勉強効率に影響します。
ほとんど音がしない、図書館のような無音空間が集中できる!という人もいれば、ファミレスのように適度にガヤガヤしているところのほうがはかどるという人もいます。
勉強できそうな空間って探せばたくさんあります。
勉強してもなかなか頭に入ってこないという人は、勉強場所が自分に合っていないからではないでしょうか??
勉強に五感を生かしていない
勉強は眺めてするものではありません。
本を読んでいるだけでは、なかなか頭に入ってこないということもあるでしょう。
特に英語の勉強は、リスニング・スピーキングという項目もあるので五感をフル活用する必要があります。
英単語も書きながら発音して覚えると、頭に残りやすいです。
周辺の音が気になっている
勉強場所の項目と多少重なりますが、勉強する時はほぼ無音で静寂を好む人や、少々雑音があったり音楽をかけたりするのを好む人がいます。
勉強している時の音は、意外と勉強効率に影響を与えます。
自分がどのような音が聞こえている時に集中できるのかを知ることが効率の良い勉強を促します。
コンディションが悪い
体調がベストでないと、勉強してもなかなか頭に入ってきません。
夜更かしや二日酔いの時に勉強しても頭に入るはずがありません。
また、人間の集中力はそんなに長く続かないので、こまめな休憩を取ることによって集中力を維持することができます。
自分の健康状態を認識して勉強することが重要なのです。
目標を認識していない
自分が何のために勉強しているかを念頭に置かず勉強しても、意味がありません。
勉強は手段であって目的ではありません。
志望校合格、資格の取得、司法試験の突破、TOEIC800点クリアなどなど、自分の動機付けが頭に入る勉強のキーワードです。
勉強が頭に入ってこないときの解決法
ここまでは勉強しても頭に入ってこない原因について、いくつかご紹介してきましたが、ここからは具体的な解決方法についてご紹介します。
ワークスペースを綺麗に
机の上に物が散乱していると、集中力が乱されることが研究で分かっています。
学生の頃、勉強中に勉強ほったらかしで机の模様替えをした記憶はありませんか?
ワークスペースはできるだけ整理整頓して、最低限のものだけ机の上に置く方が効率よく勉強できます。
勉強スペースに置いておくと、一番厄介なのがスマホです。
時計代わりに置いておくという人も多いと思いますが、時間をチェックしようと思たらLineのメッセージが!誰かから着信が!SNSにイイねがついた!
こんな感じでスマホをチェックすると、集中力をそがれます。
小さなものにあらゆる機能が付いているから問題なのです。
とある研究によれば、スマホをいじるいじらないに関係なしに、そばに置いてあるだけで集中力が低下するそうです。
勉強するときは、できれば電源を切ってどこか遠くに置いておきたいですね。
手を動かす
勉強は本を読んでいるだけでは頭になかなか入ってこないということは、原因のセクションで述べましたが、効率よく勉強するためには五感をフル活用しましょう。
その中でも手を動かすというのは重要な行為です。
英単語を覚えるときは書いて覚える。
本を読んでいる時でも大事な文章や言葉はノートに書き留めたりするといいかもしれません。
また、ぶつぶつ呟いてみると、自分でしゃべった言葉が自分の耳に入るので勉強の内容が頭に入ってきやすくなります。
英語勉強では王道のシャドーイングは、耳で聞いて口で発音して、また耳で聞くので英語が効率よく身に付くのです。
https://xn--u9j3hd3f2a3267bih9a1hipz5cvxp.com/post-728/
音楽をかける
勉強するときは無音が好きという人はここの項目はすっ飛ばして下さい。
でも静かすぎると勉強できないという人も結構たくさんいます。
そういう人には、クラシックやジャズなどの集中力を高めてくれる音楽がピッタリです。
Youtubeで「勉強 BGM」や「集中 BGM」と検索すると、そういった音楽がたくさんヒットします。
また、音楽というより「雑音」を聞いていたほうが集中できるという人もいると思います。
ファミレスやスタバで勉強している人は、適当に雑音があったほうが集中できる!というタイプの代表格でしょう。
そういう人も、Youtubeを探すと、いろんな「雑音」がアップロードされています。
「ホワイトノイズ」「雑音 BGM」などと検索すると、いろんな雑音BGMがヒットします。
たとえばカフェにいるかのような人々の話声。
出発便のアナウンスが入る空港の待合ロビー。
雨の音や滝の音、波の音などの自然のノイズ。
などなど、何の役に立つんだ?と思われるノイズがたくさんアップロードされています。
是非チェックしてみてください。
勉強の時間帯を朝にする
このサイトでは繰り返し述べていますが、社会人が勉強するにあたって朝早起きして勉強する「朝勉」は本当におすすめです。
真夜中に目をこすりながら勉強しても頭に入りません。
夜は誘惑も多く、日中の疲れで集中力も低下しています。
それでもその時間帯に勉強するのは、忙しい現代のビジネスパーソンにとっては致し方のないことです。
しかし、それならいっそのこと早く寝て、朝の静かな時間帯に勉強してみてはどうでしょうか?
朝早く起きれば急な予定が入ることはないし、誰にも邪魔されないはずです。
また、出勤時間までリミットが決まっているので生産性も高まります。
朝にコーヒーを飲みながら、集中して勉強する。
なんかそれだけで出来るビジネスマンになった気になれます。
これこそが勉強の理想形なのかもしれませんね。
ご褒美を作る
学習を継続するには自分のモチベーションの維持は重要です。
勉強が終わったらビールを一杯飲むなど、ご褒美をつくると良いでしょう。
ご褒美を締めの替わりにすれば、勉強にも区切りがつきます。
人間は皆さんが思っているより感情に揺さぶられる動物です。
それならばその習性を逆手に取るのです。
終わりに
どうでしたか?
頭に入る勉強のやり方を理解してもらえたでしょうか?
もちろんここに挙げたものだけでなく、他にも様々なやり方があるはずです。
せっかく勉強するのですから、集中して頭にしっかり入る勉強をしたいものです。
自分に合うやり方で勉強を頑張りましょう!