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【徹底比較】英語コーチングスクールと英会話教室はコンセプトが全然違う!どっちのほうが効果が高いのか?

11/29/2017


TORAIZ(トライズ)やRIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)、PROGRIT(プログリット)など、英語コーチングスクールと呼ばれる新しいタイプの英語教室が次々とオープンしています。

英語コーチングスクールの1番の特徴はなんといっても、英語そのものよりも英語の勉強方法を教えてくれるということです。

英語コーチングスクールでは、生徒一人一人に専属の日本人コーチ(コンサルタントとも呼ばれます)がマンツーマンで付きます。

コーチは日々の英語学習を総合的にサポートしてくれるので、短期間で効率的に英語力をアップさせることが出来るというワケです。

英語コーチングスクールは従来型の英会話スクールとはコンセプトが全く異なります。

英語コーチングスクールは生徒に徹底的に英語の勉強(単語や構文を覚えたり、リスニング教材を解いたり)をさせることによって英語の基礎体力をまず身につけその先にある英会話力アップ、TOEICスコアアップといった目標を達成しようというスクールです。

一方の英会話スクールは英会話レッスンやTOEICスコアアップ講座など、目的に応じて直接的なアプローチで最終目標を達成させようというスクールです。

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私自身、英語コーチングスクールのプログリットに通った経験から、どちらのほうが効果が高いのか?両者の違いを詳しく見ていくことによって議論してみたいと思います。

学習時間の違い


英語コーチングスクールと英会話スクールは学習時間が全く異なります。

多くの英語コーチングスクールでは2か月や3か月といった短期集中プログラムがメインとなっています。

短期間で圧倒的な学習量をこなすことによって英語力アップを目指します。

私が通ったPROGRIT(プログリット)の2か月ビジネス英会話コースでは、1日3時間の学習を2か月間ほぼ毎日こなしました。

月の学習量は80時間です。

一方で英会話スクールは週1か週2、1回50分程度のレッスンに通います。

週二回通ったとすると、月の学習量は7時間弱にしかなりません。

週二回のレッスン前後に1時間ずつ予習復習をしたって、月の学習量は23時間弱。

そう考えるとプログリットの月80時間という学習量がいかに圧倒的か理解できると思います。

下記はプログリットの公式ホームページに掲載されているプログリットと従来型英会話学校の違いです。

誰だって楽して短期間で英語力をアップさせたいのは同じです。

でもご存知のように、残念ながらそんな方法はありません。

英語力を確実にアップさせるにはある程度の勉強時間が必要です。

アメリカ政府機関のとある調査によれば、英語話者が日本語をマスターするのに2000時間以上の学習が必要だそうです。

とすると、日本語話者が英語をマスターするのにもまた2000時間くらい必要だということです。

それなのにもしあなたがまだ、

「でもどこかにそんな魔法のような勉強法があるはず...」

と思っているなら、世間にあふれている怪しい英語学習教材に騙されてしまいます。

英語コーチングスクールは、短期間でガッツリと集中して英語学習をするので効果が高いのです。

 

学習内容の違い


英語コーチングスクールでは、必ずしも英会話レッスンを重要視しません。

私が通ったPROGRIT(プログリット)のビジネス英会話コースは、なんと英会話レッスンがありません!(※ただし、他社のスカイプ英会話を利用した自習はあります。)

これは、英語コーチングスクールでは英会話レッスンよりも英語の基礎体力強化を重要視しているからです。

そのため、プログラムの多くの時間を構文暗記やシャドーイング、ディクテーションなど自分一人でできる英語学習に費やすのです。

スポーツだってまずは基礎技術を習得するための基本練習から始めますよね?

まったく基礎が出来ていないのに、いきなり練習試合に臨むことなんてありえません。

それと同じで、英会話レッスンが練習試合だとすると、レッスン前に基礎練習を徹底的にやっておく必要があります。

一方の英会話学校はその名の通り英会話を勉強する学校です。

練習試合をするところですね。

英会話学校では、ネイティブの講師が実際の会話で使える表現や英語の正しい発音を教えてくれます。

レッスンでは講師と会話していくことによって英会話力アップを目指します。

使用教材の違い


多くの英語コーチングスクールでは市販の教材を使って学習を進めていきます。

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その理由は、市販教材にはありとあらゆるものが出そろっており、生徒一人一人のレベルや目的に合わせたモノが簡単に用意できるというメリットのためです。

一方の英会話スクールは独自の教材を用意しており、オリジナル教材がセールスポイントとなっている側面もあります。

市販の教材は誰でも手に入れることが出来るので、もし自分が気に入っているものがあって、自力で学習が出来るのなら英語コーチングスクールなど通わなくても良いのです。

サポート体制の違い


英語コーチングスクールの一番の特徴は、専属コーチ・コンサルタントが学習を綿密にサポートしてくれるという点です。

毎日のスケジュール管理やモチベーション管理はもちろん、学習で生じた疑問や不安も解消してくれます。

2か月間もの間毎日3時間弱勉強し続けるのはとても大変ですが、コーチのサポートのおかげで多くの生徒がプログラムを完走して、高い学習効果を実感しています。

一方の英会話スクールは、レッスンを担当してくれる講師は専属指名が可能ですが、日々の学習まで個別サポートをしてくれることはありません。

英語コーチングスクールの料金は高めなので、自分で勉強できる!という人は英会話スクールや格安オンライン英会話で独学したほうが経済的です。

結局効果が高いのはどっち?

短期間で確実に効果を上げたいなら、私のおすすめは断然英語コーチングスクールです。

〇か月後までにTOEICスコアを取らなければならない!とか、今度の人事異動で海外赴任が内定した、というようなデッドラインが迫っている人はコーチングスクールが向いています。

また、忙しくて英語を勉強している暇がない!

という人もコーチングスクールがおすすめ。

忙しいのに毎日2-3時間も勉強するなんて、一見矛盾しているようですが、コーチングスクールに通うと生活が英語学習中心になり、どんな短いスキマ時間にも勉強をねじ込むようになります。

専属コーチがスケジュール管理やモチベーション管理もしっかりやってくれるので、忙しい人ほどコーチングスクールがおすすめです。

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勉強は相当大変ですが、頑張ったら頑張っただけの成果が出ます!

従来型の英会話スクールは、すでに英語の基礎力があって、会話力を重点的にアップさせたい!という人がおすすめ。

英会話で相手が何を言っているのかわかる、自分の言いたいこともある程度言える、でももう一歩高いレベルへ行きたい!というような人です。

ただ、どうしてもスクールのレッスンだけでは勉強時間が足りず、自習は必要不可欠です。

自分で自分を律して毎日学習できる人ならいいですが、私みたいに独学だとダメだったという人はコーチングスクールで徹底的に基礎固めをしたあと、英会話スクールで練習試合をこなすという通い方もおすすめです。

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TOEICは独学で800点を超えたけど、英会話が全くできなかった30代中堅サラリーマン。英語コーチングスクールに通って猛勉強したのを機に、さらに英語力に磨きをかけてキャリアアップのための転職を目論む。

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