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英語を話せるようになるためにおすすめ!洋画を英語学習に取り入れる方法

08/21/2018

MENLO
英語を勉強したい理由として、「字幕なしで映画を見たい!」って結構聞きますよね。

英語が話せるようになりたい、と思ったきっかけは映画からだった、という方は多くいらっしゃるかと思います。

映画がきっかけで英語を話せるようになりたいと思ったのなら、勉強法にも映画を取り入れたいところです。

ではどのように活用しましょうか?

いろんなやり方が出来そうです。

まずはジャンルを選ぶところから始める

洋画ってさまざまなジャンルがあるので、どうせ英語を話すために勉強するなら好みのものを選びたいところです。

SFやファンタジーは専門用語や造語が多いので、日常生活で使える表現はそれほど多くありません。

アクションやホラーは、セリフ以上に爆音や悲鳴が多いですが、セリフ少なめがいい、という方はまずこちらから練習してみていいかと思います。

クラシックな作品はセリフも有用だったりするのですが、早口なうえ音が割れていて聞き取りづらいため、意外と英語学習用には使えない作品が多いなあという印象です。

個人的なお勧めは1990年代以降の作品で日常的な会話が聴ける恋愛ものやヒューマンドラマです。

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まあでもぶっちゃけると、英語の勉強になるという理由だけで興味がない映画を見ても苦痛だと思いますので、あまり難しく考えずに見たい洋画を選べばいいと思います。

さて、英語学習の教材として洋画を活用する場合、作品タイトルも重要ですが、キャストが話す英語の聞き取りやすさも重要ポイントだと思います。

インタビューなどで俳優が普段話す英語が聞き取りやすくても、映画の役に合わせて話し方を変える役者も多いですし、その人自身のクセなどもあります。

ロッキー・シリーズでおなじみのシルベスター・スタローンは訛りがひどくて、英語初心者にはお勧めできません。

作品は非常に面白いんですけど、残念です。

また単語と単語の音をつなぐ話し方が多い人は、一語一語をはっきり発音する日本語とまったく違うため、日本人にとっては聞き取りづらいように感じます。

あとこれは男性に多いのですが、声が口の中でこもっているような、くぐもった話し方の人なども難易度が高いですね。

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個人的に聞き取りやすいと思った俳優は、男性はケヴィン・クライン、女性はキャシー・ベイツです。

二人ともセンテンスの中の単語と単語の切れ目がはっきりしているし、さほど早口ではないので日本人には分かりやすい話し方をするな、と感じました。

ケヴィン・クライン主演のおすすめ映画は「デーヴ」。

ケビン・クラインとシガーニー・ウィーバー競演による大ヒットコメディです。

デーヴ

大統領のそっくりさんが一回限りの代役として、アメリカの最高責任者の職を任されるが、物事はえてして思い通りには運ばないもの。気が付いたらデーヴはずっと替え玉を続ける羽目に。

大統領と政治という難しそうなテーマと思いがちですが、ストーリーは非常にシンプルで、アットホームで微笑ましいものとなっています。

英語学習用にもピッタリじゃないかな?と思います。

一方、キャシー・ベイツは映画タイタニックにも出演した女優さんですが、彼女の一番のヒット作と言えば1990年公開の「ミザリー」。

「ミザリー」はスティーブン・キング原作の傑作サイコスリラーで、主演したキャシー・ベイツはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しました。

あらすじはこちら。

ミザリー

「ミザリー」シリーズで有名な人気作家ポールは雪道で事故に遭い、瀕死の状態を元看護婦のアニーに救われる。ポールの小説の熱狂的愛読者だった彼女は、彼を手厚く介護する。だが、新作「ミザリーの子供」でヒロインが死んだことを知り逆上した彼女はポールに心理的・肉体的拷問を加え始める……。

迫りくる恐怖に終始ハラハラ・ドキドキです。

 

 

英語字幕を使って喋ってみる

最近は動画配信サービスでも英語字幕に切り替えられるサービスがあるので嬉しいですね。

hulu

※Huluは海外ドラマのみ英語字幕対応

せっかく出来るのですから活用しない手はありません。

英語を話せるようになるために洋画を見るなら、英語字幕を表示させて、登場人物に合わせて喋ってみるという勉強法もおすすめ。

その場合は、もうすでに2~3回くらいは観ているという映画をチョイスしてくださいね。

ストーリーも分かっているし、ある程度耳慣れしているものの方がスムーズにいくからです。

そして全部喋ると口が疲れます。

気に入ったフレーズの部分に来たら、一時停止して喋ってみるという方法でいかがでしょうか。

はじめは俳優が喋った後に字幕を見ながらついていく形にし、2回目以降は俳優と同じタイミングで喋るオーバーラッピング、そして慣れてきたら英語字幕も消してシャドーイング、というサイクルでフレーズを定着させると良いと思います。

映画だとそうしたフレーズはたくさん出てくるので、初めは10フレーズくらいからで、徐々に増やしていくと負担は軽く済むと思います。

気に入ったフレーズをノートにも書いて持ち歩いて、スキマ時間に練習してみてください。

ディクテーションで耳を鍛える


ディクテーションは聞こえてきた英文を書きとる勉強法です。

これを洋画を使ってやってみるのもいいかもしれません。

でも、2時間近くもある映画、丸々1本やるのはしんどいと思います。

比較的聞きやすいと思った部分のセリフを聴いて紙に書きとるというディクテーション方法。

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普通に洋画を見ながら、(あ、今こんな風に言ったんだな!)とピンときたら書きとる。

これだけで結構耳が鍛えられてリスニングの強化に役立ちます。

英語を話せるようになるにはリスニングの力が不可欠です。

話すために耳を鍛える、と思って頑張りましょう。

英語を話せるようになるための洋画活用法・まとめ

洋画は、教科書には載っていないナマの英語表現の宝庫です。

時には汚い表現などもあって辟易することもありますが、それもまた言葉や文化の真実と考えて吸収し、自分のモノにしましょう。

覚えても使う必要はありませが、知っていると知らないのとでは全然違います。

使っていい言葉・悪い言葉の違いが分かってくると、旅行などで余計なトラブルを回避できます。

ぜひ洋画でそういった部分の知識も入れて英語を楽しんでください!

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TOEICは独学で800点を超えたけど、英会話が全くできなかった30代中堅サラリーマン。英語コーチングスクールに通って猛勉強したのを機に、さらに英語力に磨きをかけてキャリアアップのための転職を目論む。

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